2017年12月7日木曜日

急がば回れ

パソコン教室を閉室していると、つけっぱなしで放置されているPCを見つけることが多々あります。

作成中のレポートやメール、中にはポータルや会員制サイトの登録画面など個人情報にかかわる画面が開かれたままになっていて、こちらが慌ててしまうようなケースも…。

ログインしたままのPCをログアウトもシャットダウンもせずにそのまま放置して退室してしまうと、個人情報を盗まれたり勝手に印刷されたり(PC教室で印刷できる枚数には一人一人上限があります!)など、誰かに悪用されてしまう可能性があります。作業が終わった後にはきちんとPCがシャットダウンしたことを確認しましょう。

最近特に多いのは、本人はシャットダウンしたつもりなのにできていないケース。編集中だったWordやExcelをきちんと終了しないままシャットダウンをしようとしたせいで、右のような確認画面が出て止まってしまっている状態です。

作業内容を誤って失ってしまわないためにシャットダウンを中断して待ってくれている親切画面なのですが、保存するべきかどうかの判断が出来る人間がすでに席を離れてしまっていてこの画面に立ち会っていないのでは意味がありません。また、ここでキャンセルを押せばログインされたままの通常の画面に戻るので、はじめにお話ししたような情報漏えいや悪用の危険があります。

学業も私生活も忙しくなるこの時期。少しでも早く次の予定に移りたいと焦ることもおありでしょうが、時間をかけた大切な作業内容を失わないため、そして情報漏えいなどの不測のトラブルに巻き込まれて余計な時間をとられないないためにも、PCがきちんと終了したことを見届けてから席を立つ時間と心の余裕を持つように心がけてください!